こんばんは。M(3児の兄妹ママ)です。
今日は絵本をPDF化したお話。いわゆる「自炊」ってヤツですね。


この記事はこんな人に役立つかもしれません
・お子さんが読み聞かせ嫌いな方
・お子さんが複数人いて、読み聞かせで兄弟喧嘩になる方
・絵本アプリやKindle Unlimitedの絵本では物足りない方
3行でまとめるこの記事のまとめ
・「ReadEra Premium」というアプリを使えば、スマホやタブレットにもPDF(絵本)を同期できる
・スマホやタブレットの画面をテレビに出力すれば、大人数への読み聞かせもできる
絵本PDF化のきっかけ。絵本好きの長男と、絵本嫌いの双子の妹たち
我が家には3人の子供がいます。
絵本大好きの3歳の長男と、絵本の読み聞かせが嫌いな1歳の双子の姉妹です。
親の私としては、絵本好きな長男のためにたくさんの絵本を読んであげたいし、妹たちがいくら絵本嫌いだとしても、たくさんの言葉を学んでもらいたい。だからこそ、絵本好きになってもらいたいという想いがありました。
とはいえ、いつも同じ本を読んでいると長男は飽きてしまうし、妹たちは絵本は口に入れるし破くし…
苦肉の策でKindleの絵本を読み聞かせることに
苦肉の策だったのが、Kindle Unlimitedの読み放題対象になっている絵本の読み聞かせ。
タブレットやテレビに映し出して読んでいたのですが、これなら長男は新しい本に出会えるし、妹たちは目新しいものに触れることで、楽しんでいるようでした。

無料でPDFの絵本はない?
PDFの形式で絵本があれば、タブレットやテレビに表示させて読み聞かせることができるので、なにか無料の絵本はないかと探しました。あるにはありました。
が、正直なところ、クオリティが気になりました…
同じく無料で読み聞かせるものを、ということで、無料の絵本読み聞かせアプリもありましたが、同じようにクオリティが高いとは言い切れないものも多かったです。
「紙の絵本」として発行されている絵本をスキャナすることに
このように
・ネット上の無料絵本
・読み聞かせアプリの絵本
のクオリティがまちまちだったので、「本として発行されている絵本」をスキャナすることにしました。
具体的には家にあった絵本や図書館の絵本です。
スキャナに使ったのは富士通の「ScanSnap SV600」
使用したのは
・富士通 ScanSnap SV600(非破壊スキャナ)
・アクリル板(ブックプレッサー代わり。光 スミホリデー アクリル板 透明 3×320×545mm A000-3S)
・下敷き(アクリル板より2周りほど大きい、黒い布。ダイソー等で買える黒フェルトなどでOK)
です。

富士通 ScanSnap SV600は非破壊式のスキャナで、本をバラすことなく読み取ることができます。
A3サイズの本まで対応ですが、裏技を使うともうひと回りくらい大きい絵本まではスキャナできます(別記事にまとめます)。更に大きい絵本は片ページずつスキャンし、PDFを結合させるという方法があります(別記事にまとめます)。つまり、どんな大きいサイズの絵本もスキャン可能なんです。
また、絵本を開いておくブックプレッサー代わりに、アクリル板(光 スミホリデー アクリル板 透明 3×320×545mm A000-3S)があると便利でした。
背景は黒い布をおいています。
「ScanSnap SV600」を使ったスキャナのやり方
「富士通 ScanSnap SV600」を使ったスキャナの方法はいたって簡単。
・その下敷きのところにスキャナをおいてスイッチオン。1ページあたり3秒くらいで読み込んでくれます。
ドライバやソフトはスキャナとセットで販売されているらしいのですが、私は中古で買ったので、富士通のサイトからダウンロードしました。ソフトは優秀で、自動・手動で歪み補正もできます。
赤ちゃん向けの小さい絵本でしたら、一冊5分もかからずにスキャンできました。
絵本をPDF化するメリット・デメリット
絵本をPDF化するメリット
絵本をPDF化するメリット・デメリットは別記事にまとめたいと思いますが、おおよそ下記のようになります。
・子供3人と共有できる(一人しか読み聞かせできない、という状況にならない)
・絵本嫌いな子でも、タブレットやテレビ画面なら興味を持ってくれる
・絵本が傷つかない(口に入れられたり、破かれたりして親がイラつくことがない)
・リビングが片付く。断捨離になる
・30冊くらいスキャンできれば元が取れる(中古の富士通 ScanSnap SV60026,000円ほど。絵本は1冊1,000円前後で計算)
・紙の本で発行された本のスキャンなので、クオリティも(webで無料公開されている絵本やKindle Unlimitedの絵本に比べると)高い
絵本をPDF化するデメリット
・PDFに向いている絵本もあれば、そうでない絵本もある(仕掛け絵本など)
・手にとって絵本を選ぶのと、タブレット画面で絵本を探し出すのでは勝手が違う
・親→子供の一方通行になりがち
・「ScanSnap SV600」が意外と大きい(高さ40cmくらいある)。スキャンする場所も必要(A3サイズ以上)
おまけ。PDF化した絵本は有料アプリで絵本がもっと身近に
我が家はこのPDF化した絵本をタブレットとスマホで読み聞かせているのですが、使っているのは「ReadEra Premium」というアプリです。
この有料アプリを使うと、スマホとタブレット、GoogleDriveを介して絵本の同期ができます。つまり、スマホとタブレットで同じ絵本を読むことができるんです。
将来的には子供三人分のタブレットを買って、子供それぞれが絵本を読んでくれればいいなと思っています。
今日のまとめ
いかがでしたか。
絵本をスキャンすることで、我が家は
・絵本大好きな上の子(3歳)は、図書館で借りた絵本が家で読めるので、より様々な本を読むようになった
・下の子たちに絵本を破かれてイラつくことがなくなったので、親のストレスが減った
・リビングに置いておく絵本が少なくなったので、掃除も楽になった
などの効果がありました。