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家を買う前にチェック!購入予定物件の目の前に「街路樹」。メリット・デメリットは?

2022年7月2日

 こんばんは。M(3児の兄妹ママ)です。

 我が家は郊外に住んでおり、3歳息子+1歳双子をワゴンに乗せて、毎日のように散歩しています。

 散歩をしていると気になるのが「街路樹」。
 我が家があるのはそれなりに計画された住宅地なので、街路樹だらけなんですが、1年を通して生活していると、「街路樹のメリット・デメリット」が見えてきました。

 私自身、実は林学を学んできて(!)、「街路樹賛成派」だったんですが、主婦になって見えてきたものは「あれ?街路樹っていらなくない?」という視線でした。

謎の人
家の前に街路樹があるメリット・デメリットは?

 今回は、特に「家の前に街路樹がある、その家を買おうか迷っている」という方の参考になればと思い、「林学の知識ありの主婦目線から見た、街路樹が家の前にある場合のメリット・デメリット」をまとめたいと思います。
M(4歳兄+2歳双子姉妹の3児ママ)

この記事はこんな人に役立つかもしれません

・土地を買おうと思っているが、前面道路に街路樹が植栽されているので悩んでいる方
・建売住宅で、前面道路に街路樹が植栽されているので悩んでいる方
・中古住宅で、前面道路に街路樹が植栽されているので悩んでいる方

3行でまとめるこの記事のまとめ

・街路樹、特にケヤキやトチノキなどの高木の街路樹はデメリットの方が多い
・低木の街路樹(ツツジ・サツキなど)ならまだマシ
・家の前の街路樹が撤去できるかは確認が必要になる

家の前に「街路樹」があるメリットは?

家の前に「街路樹」があるメリットは?

日陰にはなる

 家の前に「街路樹」があるメリットといえば、時間によっては日陰にはなります。

四季を通して様々な生物と触れ合うことができる

「生物に触れる」と書くと、なんだか素敵な感じがしますね(笑)
 もちろん、蝶々やトンボなどの見た目に優しい昆虫、1年を通して見ることのできるスズメやハトなど、「親しみのある」生物もいますが、下記に紹介するように、「鳥害」や「害虫」のリスクもあります。

家の前に街路樹があることのデメリット

掃除が必要になる

 街路樹は個人に所有権があるわけではなく、多くの場合、市区町村の所有となります。
 しかし、落ち葉が散乱していると見た目にも悪いので、掃き掃除をしなければならないこともあります。
 例えば、

・街路樹から庭や玄関、ベランダが近い場合には、自宅の敷地をキレイに保つためにも掃き掃除が必要
・街路樹と歩道を挟んで自宅がある場合でも、この歩道の掃き掃除をしなければならないこともある(私自身、毎日のように住宅街を散歩していますが、街路樹の落ち葉や「実」の掃除は、街路樹の目の前に住んでいる方がやっていることが多いです)。

「実」は臭うし、汚い

【街路樹】「実」は臭うし、汚い
 先ほどの掃除の話にも繋がりますが、植えられている木によっては実を付けます
 例えばイチョウであれば、銀杏ができます。だいたい踏み潰されますからニオイます

 また、うちの近所はなぜか「ヤマモモ」という木が街路樹になっているのですが、実がたくさん落ち、踏まれるので見た目にも汚いです。

 ちなみにですが、銀杏ができると色んな人が集まるので、なんとなく、防犯的な意味でも気持ちのいいものではないような気がします(汗)

街路樹があると見通しが悪い

【街路樹】街路樹があると見通しが悪い
 街路樹があると、見通しが悪いです。
 例えば、自宅に駐車、出庫しようとしたときも、街路樹があることで歩行者や自転車が見えにくいということは多々あると思います。

街路樹には鳥が集まる

 街路樹には鳥が集まります。
 メリットで言えば、鳥のさえずりが聞こえることでしょうか。
 デメリットは多く、

・ムクドリなど、鳴き声がうるさく、集団になる鳥だと、毎日が地獄。特に夕方
・鳥のフンの被害。家と街路樹が近すぎる場合、外壁に鳥のフンがかかることも(実際にそんな家がうちの近所にあります)。
鳥の「巣」が作られることも。カラスの巣だと、子育ての時期に襲ってくることも(実際に襲われました・汗)

虫が集まる

 虫に関しては、それはもうたくさんの種類がいます。
 子どもと散歩しながら「てんとう虫がいるよ~」とやるくらいなら微笑ましいのですが、蜘蛛の巣が張っているとイヤな気になりますし、その他害虫もいます。
 また、虫目当てに鳥も集まりますから、先ほどの「鳥」問題に繋がります。

1年に1〜2度しか剪定されない

 ケヤキなどの木の生命力は凄まじく、前年に「もう2度と葉が生えないのではないか?」と思われるくらい短く枝を落としたとしても、翌年には大きく枝を広げます。
「毎年切ってくれるならそれでいい」という考えもあると思います。
 個人的な考えとしては、

・毎年それなりに大きく育つので、結局は見通しも悪い時期が多い。鳥も集まる
1年に1度は家の前に作業員さんが集まるチェーンソーの音は賑やか家から車を出すとき、入れるときも気を使う
・片道通行になるので渋滞が発生する

落ち葉でスリップする

 落ち葉が雨で濡れると、自転車てスリップしやすくなります。
 自転車に乗らないから関係ない話ではなく、

・自分の子どもが将来自転車に乗るかもしれない
・他人が自宅の前でスリップ、怪我をすると、(責任はないにしても)気にはなる
・自転車だけでなく、ベビーカーや手押し台車などもスリップする可能性がある

根が道路を浮き上がらせることも

>根が道路を浮き上がらせることも
 生命力の強い木ですから、根が道路を浮き上がらせることもあります。我が家の近所でもそういった場所はあります。
 今は良くても、年を重ね、手押し車(シルバーカー)や車椅子を使う頃になると、道路のガタガタが気になると思います。

高木のみだと土の部分の手入れが…

【街路樹】高木のみだと土の部分の手入れが…
 街路樹は

・高木(ケヤキやトチノキ、イチョウ、サクラなど)のみ
・低木(ツツジ、サツキなど)のみ
・低木と高木の組み合わせ

 があります。我が家の近所はこれらのどのパターンもあります。

 高木のみの場合、下が土丸出しなんですが、同じ道路の並びでも色んな方がいるもので、

・雑草を生やしたままのケース
・花壇にしてしまっているケース

 があります。

 本来は自分の持ち物ではなく、市町村の持ち物でしょうから雑草を生やしたままにするのが正解なんでしょうが、ご近所さんがみんな(勝手に)花壇にしていると、「自分の家の前の街路樹の土の部分もキレイにしないと…」という心理が働くと思われます。余計な家事が1つ増えますね(汗)

低木の街路樹は比較的マシだけど…

 低木のみの街路樹は比較的マシだと思います。しいていうなら

・ゴミを隠される(木の中にゴミを突っ込む人が少なからずいる)
・犬のフンを隠される

 くらいでしょうか。

おまけ:街路樹の撤去ができるかは市区町村によって異なる

「そんなに迷惑な街路樹だったら、家を買う前後に撤去できないものか」という考えもあると思います。
 街路樹を管理しているのは、多くの場合は市区町村になります。ですから、市区町村(自治体)へ問い合わせることになります。
 ネット情報でしかありませんが、「すぐに撤去ができた」というケースもあれば、「撤去が難しい」と判断されるケースもあるようです。
 なお、撤去の場合は自費(こちら持ち)になります。

今日のまとめ

 いかがでしたか。
 私自身、大学時代に林学を学び、「木は二酸化炭素を吸収、固定する。だから素晴らしいもの」と学んできました。
 しかし、主婦になると「街路樹がある方が不便じゃない?」と思うことの方が多くなりました。実生活においては、街路樹が自宅の目の前にある必要はほとんどないのではないか、と思うのです。特に落ち葉の掃除は重労働ですし、葉や幹、枝があることの見通しの悪さは、事故の加害者にも被害者にもなる危険性があります。

 同条件で「目の前が街路樹のある物件」と「街路樹から離れた物件」があれば、個人的には迷わず「街路樹から離れた物件」をおすすめします。

 今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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