我が家にも食洗機がやってきました!
元々建売だった我が家、ビルトインタイプの食洗機を買おうとしたら工事費込で20万円程度の見積もりとなり断念、代わりに据え置きタイプであるパナソニックの食洗機NP-TA3を購入することになりました。
その据え置きタイプの食洗機を買ったところで一難、今度は「分岐水栓がつけられないタイプの水栓です」と言われて、シンクに穴を開けるか新しい水栓を購入するよう勧められました。
だったら自分たちで水栓を調べてみよう、ということで分岐水栓を調べたらまたまた問題が…ということで、結果だけみると「据え置きタイプの食洗機を購入し、自分たちで分岐水栓を購入、DIYした」だけなのにかなり苦労することになりました。

ただし、細々とした買い物は多かったです!


この記事はこんな人に役立つかもしれません
・工事屋さんに「分岐水栓は対応していない」と言われた方
・食洗機以外にかかる費用をざっくり知りたい方
3行でまとめるこの記事のまとめ
・DIYにはモーターレンチ(モンキーレンチより幅が広いもの)(モンキーレンチより幅広)が必要
・自分たちでDIYすると、棚も見繕う必要があるし、アースの処理も自分たちでやる必要がある
我が家の水栓事情
タカギのJA201MN-9NTN01に対応している分岐水栓はないの?
まずは我が家のキッチンの水栓から。
我が家の水栓はタカギのJA201MN-9NTN01というものです。元々建売住宅だった我が家、それを中古戸建てで購入したので、水栓なんてイチイチ気にしたことがありません。
そして分岐水栓の工事の見積もりに来た工事屋さん(あえてこう呼ばせてもらいます)に「この水栓(JA201MN-9NTN01)は分岐水栓に対応していません」とのこと。
我が家の選択肢は「食洗機をキャンセルするか」「シンクに穴を開けて下から分岐させるか(部品代13,000円+工事費8,000円=21,000円)」「既に分岐水栓が付いている新しい水栓を購入するか」とのことでした。
で、最後の「既に分岐水栓が付いている新しい水栓を購入するか」という選択肢。それもアリかな、と思ったのですが、「新しい水栓は水道屋に頼むか自分たちで探して下さい」という謎スタンス。え、今見積もりに来てくれている方は何屋さんなの?水道屋さんじゃないの?と頭にはてなが浮かび、「目の前にいる人は「工事屋さん」なんだ」と思うことにしました。
ネットで調べてみたところ、タカギJA201MN-9NTN01の分岐水栓があった
工事屋さんにこのような選択肢を提案されたため、とりあえず「既に分岐水栓が付いている新しい水栓」というものをネットで探していたところ、そもそも我が家の「タカギのJA201MN-9NTN01」にも対応している分岐水栓がありました。
それがこれ。JH9024です。
素人でも分岐水栓交換のDIYはできる?
実際、専業主婦で水道交換の知識はなにもない私ですが、それでも30分程度で水栓の交換はできました。
やり方は上記の動画が参考になりました。こちらの方は水栓の品番は異なりますが、交換する分岐水栓の品番は同じ。
我が家の場合、この動画でところどころで説明書の画像が出てくるので、この説明書を頼りに、試しに水栓を外してみて、要領を把握してから分岐水栓を購入しました。
自分たちで分岐水栓をDIYするが…意外と高い!?
さてさて、ここからは余談です。工事屋さんからこの分岐水栓は対応していないと言われたために、自分たちでDIYすることになりましたが、ここからが意外と購入するものが多く、「あれ?DIYのくせに高くない…?」と焦りだしました。
以下が我が家が食洗機の他に買い足したアイテムです。
・棚(メタルラック・使ったのは棚板1枚のみ) 3,000
・防災用突っ張り棒 1,000
・棚板滑り止め 110
・延長コード 600
・壁掛けフック 600
アース線について
我が家の場合、水道側に電源は取れるものの、アースが取れる場所がありませんでした。
工事屋さんに頼めばアースの処理は工事費に含まれているのでしょうが、DIYだと自分でどうにかしないといけません。水回りなので、アースなしだと心配ですし。
漏電遮断機である「ビリビリガード」にしようとしましたが、主人が気に入らなかったので却下。
こちらにあるようなアース線ごと取り替えようとも思いましたが、食洗機NP-TA3はアースを外して取り替えることができないタイプ。
仕方なくアースを延長し、冷蔵庫裏のコンセントでアースを取ることになりました。
アースの延長方法は同じくこちらのサイト様が参考になりました。
棚
棚は高さのあるものにしようと思い、メタルラックを購入しましたが、メタルラックの棚板にはギリギリ収まらないサイズでした(ポール分を加味していなかったので、食洗機が1cmほど大きいことに気付かなかった)。
このため、メタルラックの棚板のみを使用することになりました。メタルラックの棚板の下に滑り止めを敷き、動かぬように防災用突っ張り棒も設置することになりました。
結果的に棚板の上に食洗機を直置きなので、食洗機下が掃除しにくい…。
最初から食洗機専用の棚を買った方が見た目がキレイで作業性も良かった…。
延長コード
元々シンク上からIHクッキングヒーターの電源を取っていたのですが、ここから食洗機の電源を取ることになるので、IHクッキングヒーターの電源は移動。延長コードが必要になりました。
更に、この電源を取るために壁にコンセントを這わせるために壁掛けフックも購入。地味な出費が多いです…。
この記事のまとめ
いかがでしたか。
タカギのJA201MN-9NTN01でも分岐水栓はありました。DIYで取り付けることもできました。取り付け方は説明書がありますし、心配なら予めネットの動画を参考にチャレンジしてから分岐水栓を購入するという選択肢もあります。
また、食洗機、そして分岐水栓のDIYは意外と費用がかかりました。
この記事が参考になればと思います。