我が家の生活の中心は子ども。
子どもが生まれるがために転勤族でありながら持ち家を購入したくらいです。
さて、我が家が購入したのは新築の注文住宅ではなく、中古の戸建て。元建売住宅です。「オリジナリティがあり、子育てのために考え抜かれた間取り」ではありません。

ということで、我が家はリビングを子ども部屋にしました。


子どもが大きくなったら大人好みに変えればいいだけ!


目次
この記事はこんな人に役立つかもしれません
・子育て真っ只中でリビングに違和感を感じている方
3行でまとめるこの記事のまとめ
・テレビ・ソファは「テレビ部屋」に移動
・子ども部屋からは大人のアイテムは極力排除(ダイニング(元和室)に移動)
我が家の1階について
間取りについて
我が家はアバウトですが、北から和室、リビングダイニング、サンルームがあり、リビングダイニングとL字の位置にキッチンがあります。
当初はリビングダイニングに大きなダイニングテーブルとソファ、テレビがあり、子どもの遊びスペースは和室とサンルーム、リビングの一部でした。
遊び場が続いていない
我が家の難点はサンルームを後から付けたので、サンルームありきの間取りではなかったこと。
サンルームという遊び場と和室側に大きなダイニングテーブルがあることで、遊び場が分離していました。ハイハイしにくそうでしたし、立って歩く際にはダイニングテーブルが障害となりそうでした。
リビングを子ども部屋に改造
和室をダイニングに、リビングダイニングを子ども部屋に
ダイニングテーブルが1階の中心にあるような間取りでしたから、このダイニングテーブルを端に寄せることにしました。寄せる場所は和室側です。
和室とリビングダイニングを一続きに
沈み込みや畳が傷むという問題があるため、和室の畳の上に直接ダイニングテーブルを置くわけにはいきません。また、見た目にも畳の上にダイニングテーブルというわけにはいきません。
個人的には和室を「和室」として使う機会は今後一生ないだろうから畳を剥がして板張りにしようかと思いましたが、主人は「いつか使うだろう」ということで畳はそのままにすることになりました。
詳細は別記事にまとめましたが、我が家のケースでは畳の上にクッションフロアを敷くことで、和室をリビングダイニングと同じ見た目に変えることにしました。
和室のドアは取っ払いました。
テレビは2階のシアタールームへ。ソファも
テレビなし育児をしたかったので、テレビは2階のシアタールーム(という名の4畳半テレビ部屋)に移動、合わせてソファも移動することができました。
すると、なんていうことでしょう!
障害物のない広い空間を確保することができたのです!
リビングの真ん中に白いわんぱくジムをおける
リビングが子ども部屋のように使えることで、ど真ん中に白いわんぱくジムを置くことができました。それなりにスペースが必要となるジャングルジムですが、置いてあっても歩くのに支障はありません。
家具は子どもの高さに合わせて低いものを
リビングダイニング(子ども部屋)は子供目線の家具を配置することができました。モンテッソーリ風の棚、本棚など、子どもの取りやすい位置におもちゃや本があることで、子どもがいきいきしているように感じます。
リビングダイニングが片付いて見える
これは思わぬ効果ですが、家具が低くなる=目線が低くなるので、部屋に入ったときの圧迫感もありません。テレビやソファなどの大型家具がなくなったことも幸いしています。
ロボット掃除機が活躍してくれる
我が家はロボット掃除機を導入していますが、和室とリビングダイニングが一続きになったこと、ものが少なくなったこともあり、ロボット掃除機が段差や障害物に引っかかって止まってしまうということはほとんどありません。掃除がとても楽です。
大人のものはダイニング(元和室)の端にまとめた
大人が使いたいもの(筆記用具や毎日飲む薬など)も1階に置いておく必要がありましたから、ダイニング(元和室)に背の高いメタルラックを配置。ここにまとめました。
子ども部屋(元リビング)から危険なものを排除することができました、
リビングダイニングの子ども部屋化。失敗したことは?
来客部屋にエアコンを付ければ良かった
唯一の失敗はエアコン。
我が家は当初、和室を来客部屋や子どもの遊び場、卒乳するまでの母子の部屋にする予定でしたので、和室にエアコンを付けましたが、この間取りだとリビング側のエアコンを付ければ和室側のエアコンは不要なんですよね。
だったら2階の現来客部屋(将来の子ども部屋候補)にエアコンを付けた方が使い勝手は良かったかなぁ、と。エアコンを新規に設置すると高いですしね。
今後の展望-子どもの机、寝る場所
今後の展望は2つ。「子どもの机を置くこと」、「子どもの寝る場所もリビング(子ども部屋)に」と考えています。
今から着席して作業をする習慣を身につけて欲しいことと、佐藤ママ(東大理三に4人のお子さんを合格させた凄腕ママ)のようにリビングの隣でみんなで寝たい…ですが、そう上手い間取りにはいきませんね(笑)
ただ、リビングを子ども部屋のように使うのはとてもおすすめです。特に専業主婦家庭で子どもに付きっきりという我が家のようなご家庭であればなおさらです。生活空間(≒ほぼ子育て)の場所が集約されることで、移動距離も短縮されます。リビングから危険なものを排除できるので、子育てで「それは触っちゃダメ」と叱ることも少なくなり、子育てが楽しいものになります。