東大理3に4人のお子さんを合格させた「佐藤ママ」の教育方針の1つに「3歳までに1万冊の読み聞かせ」というものがあります。
息子が生まれる前からこの教育方針を知っていたので、「幼児教育にはスイミングや公文やらいっぱい選択肢はあるだろうけど、とにかくこの「絵本1万冊」だけはやっておきたい」と思ったのです。
ですが。
息子が3ヶ月のときから始めた「絵本1万冊」は、あまりに調子に乗りすぎて1歳になる前に達成してしまったのです(笑)
この記事を書いているのが息子が1歳3ヶ月。今でも1ヶ月のべ1000冊ペースで読み続けています。


ただし、息子は今はまだ1歳。目に見えて分かることは少ないので、この記事は随時更新していきます。

読書の記録について
一応読書の記録をキャプチャしました。
私は「読書メーター」というアプリで読書の記録をしていました(あまりに記録することが多くなったので、今後「読書通帳」に切り替える予定)。
画像は1歳2ヶ月頃。1万2千冊を超えています。
発育について
すべて「個人差がある」という前提で読んで下さい。
運動面は一人歩きが遅かった
運動面において、標準的だったのは、ハイハイの8ヶ月、つかまり立ちの9ヶ月。
逆に遅かったのが首座り(4ヶ月でやや遅い)と1人歩き(1歳2ヶ月後半でやや遅い)。
首座りに関しては息子は仰向け、私も隣で仰向けになりながら絵本の読み聞かせをした結果、「首をあげる練習」をしなかったためだと思います。3ヶ月検診で同じ月齢の半数以上の子の首が座っていて、焦ってうつ伏せから首をあげる練習をしました。
とにかく遅くて焦りと苛立ちさえあったのが「1人歩き」。1歳3ヶ月になる直前でようやくできました。
ちなみに「なぜこんなにも1人歩きが遅かったのか」に関しては絵本の読み聞かせが多すぎたわけではないと思います。主人が息子の手を引いて歩く癖をつけたが原因と思われます。イメージでいうと、上記の写真の両手バージョンと思って下さい。
息子の中で「歩く=手を引っ張ってくれるもの」という図式が出来上がっていたようで、どこに行くにも親に手を出すように催促。主人に「なんて癖をつけさせてくれたんだ」とぶちギレました。なにせ主人には予め「ハイハイをよくさせると頭が良くなる(と、聞いたことがある)」「発達段階を1つ飛ばしにする必要はないから、手押し車も歩行機も必要ない。自分の意思で歩くまで見守る」と予め伝えておいたのに、です。
言語について
1歳2前後で1語文話す子もいるようですが、息子は話す気配はありません…
行動について
1歳0ヶ月でできたのが「欲しいものを指さす」でした。
絵本で気に入ったもの(パンダのイラストなど)を知らせたいらしく、「指をさすとお母さんにも分かるよ」と、何度も指さしてみせたところ、いつのまにか指さしをマスター。絵本だけでなく、散歩で行きたい方向や食べたいものを教えてくれるようになりました。
おかげでベビーサインを教える暇もなく、この点は楽でした。
行動面でいえば、同じく1歳0ヶ月で本のページをめくれるように。とはいっても1ページずつめくることは難しいらしく、まとめてパラパラパラとめくっています。
このおかげで、ちょっとほおっておいても勝手に百科事典や文庫本をめくって遊んでくれています。
趣味・嗜好について
絵本好きな子に育っている
「本を読む(読んでもらう)」ということが日常になっているおかげで、今のところ絵本好きな子に育っています。「絵本読む?」と聞くと、自分で本棚から本を選びます。
本を読む習慣づけ、という意味では0歳のうちに読み聞かせを初めて良かったと思いました。
かと言って全く外遊びしないわけではなく、1日1回、多いときには3回は散歩にでかけますし、庭で外遊びもします。逆に大雨などで1日外に出られないと駄々をこねます。
身体面
頭の形が気になる時期もあった
1歳を過ぎた今は気にならないのですが、仰向けで本を読んでいたので、一時は「絶壁になるかな…」と気にしていました。
視力
今後特に心配なのが視力です。本の読みすぎで目が悪くならないといいのですが…
親のこと
最後に親である私と息子の関わり方についてもまとめてみます。
テレビなし育児なので娯楽が絵本とおもちゃだけ
我が家はテレビなし育児をしているので、息子にとっての娯楽は絵本とおもちゃのみになります。リビングにジャングルジムや滑り台はありますが、息子は退屈してしまうこともあります。
特に食事の準備、片付けの際は息子が退屈し、絵本を読むようせがんでくることもあります。
冒頭の「佐藤ママ」のように、子供に呼び止められたら家事を中断する、というのができればいいのですが、そうもいかないことも多いです…。
我が家の場合、絵本をせがまれたは家事を止めてでも息子のところに行きます(絵本嫌いになって欲しくないため)。
おもちゃ等で遊んでもらいたがっている場合、「ちょっと待って」はできる限り使わず、「今行くね」と伝えます。
…それでも、泣かれてしまうこともあるんですけどね(汗)
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事を最初に書いた1歳3ヶ月現在、1万冊読んだところで目に見えて何かあるわけではありません(当たり前ですが)。むしろ発達段階ではちょっと遅いくらいです。
この記事は随時更新して行きたいと思います。