我が家の長男が1歳になる頃に、小学生向けの図鑑(小学館の図鑑neo)を本棚に置くことにしました。
さて、1歳の息子に図鑑を見せるようにしたところ、面白い行動を取るようになりました。



この記事はこんな人に役立つかもしれません
・図鑑を買っても興味を持ってくれないと思っている方
・子供とのおうち時間を充実させたいと思っている方
3行でまとめるこの記事のまとめ
・図鑑は長く使えるので、おもちゃを買うよりはオトク
・目的のページを親が察して開いたり、読み聞かせをしなければならない分、親もそれなりに負担がある
我が家が購入した図鑑について
まずは我が家が購入した図鑑について。
0歳のうちには「0さい~4さい こどもずかん 英語つき」やダイソーの「はっけんこどもはじめてずかん」などを購入していました。こちらも今でも読み聞かせることはあります。
1歳で購入し、今メインで活躍しているのが「小学館neo」の図鑑です。小学館neoは3歳頃から小学生までがターゲットです
「小学館neo」の図鑑を全冊揃えて…とやりたいところですが、小学館neoはいつ新版が出るのか予想がしにくい。ということで、
・つい最近新版が出て、しばらく改訂されなさそうな分野
という条件を絞り、6冊を購入。今後順次買い揃えていくつもりです。
足りない分野は主人の実家にあった、年代物の図鑑で補っています。
1歳児に図鑑を買ってみたら…本棚がお気に入りの場所になった
では実際の長男の反応についてまとめてみます。
1歳頃に長男に図鑑を買ってみた結果、図鑑が大のお気に入りになりました。
まずは本棚から絵本か図鑑を取り出し、私か主人に読み聞かせをせがみます。その中で知っているもの(例えばパンダ)があると「んー!んー!」と本棚を指さします。「動物」の図鑑を取ってくれ、の意味です。
パンダのページを開くと「これこれ」とでも言いたげに指さし、にっこりと笑い、また別のページを開きます。同じ動物の図鑑でキリンを見つけると、今度は絵本を取るようせがまれます。絵本で知っているものがあるとのアピールです。
この「本の中で知っているものの連鎖ゲーム」が大好きで、長男の周りには図鑑数冊と絵本が常に周りにある状態です。
ちなみにですが、本棚から自分で図鑑を引っ張り出し、自分でページをめくり、自分で目的のページにたどり着くこともあります。今は「自分でページをめくる」という行動が楽しいらしく、放っておくといつまでもページをパラパラパラとめくっています。
小学生向けの図鑑を1歳から与えるメリット
常に図鑑で遊んでくれる(親も楽)
個人的に1番のメリットと感じるのは、この「図鑑の連鎖ゲーム」にハマっていると、時間を忘れて遊んでくれる点です。私自身アラフォーですから、正直1日中外遊びはキツイ。雨の日なんか1日家だと息子も退屈しがちですが、図鑑があることで、おうち時間が充実しています。
正しい知識がつけられる
元々図鑑を買った理由の1つが「正しい知識を教えたい」ということ。私自身の知識に自信がなかったのです(例えば、カラス1つにしてもハシボソガラスもハシブトガラスもいる)。
図鑑を使って教えれば、間違えて教える心配はありません。
漢字に触れられる
乳幼児向けの絵本のデメリットは全てひらがな表記であることです。ですが、我が家の教育方針としてはできる限り早く漢字に触れさせたい(漢字は表意文字なので子供は覚えやすいらしい、早い段階から漢字検定にチャレンジさせたい)というものがあります。
小学生向けの図鑑であれば漢字表記があり、かつルビが振られています。
今までは漢字カードを読み上げていましたが、最近漢字カードにも飽きはじめていたので、漢字を知る機会は図鑑に譲ることができそうです。
まだ読めない、読む気がなくても、漢字に触れる機会があるというのは我が家には大きなメリットでした。
長く楽しめる、知識となってくれる
おもちゃを楽しんでくれるのは長くて1年、短いものは数日で飽きられるなんてよくあることです。
図鑑であれば長い期間使うことができますし、子供の知識となってくれます。
1歳から習慣化できる
早い段階で図鑑を取り入れることのメリットとしては、「調べること、図鑑を開くこと」を「習慣化できる」ということもあげられます。
もちろん、どの年齢であっても、親が図鑑を開くことの楽しみを教えることができればいいのですが、イヤイヤ期の前、子供が親の行動をすんなり受け入れてくれる年齢だからこそ、楽に習慣化できているとも感じています。
ただ、この「図鑑を開く習慣」は小学校に入るまでだけではなく、入ってからも続けなくては意味がない、というのは感じていますが…
小学生向けの図鑑を1歳から与えるデメリット
読み聞かせ、指定のページを開く…意外と親は大変!?
まだ長男は1歳なので、当然文字は読めません。ですから、息子が気になっているであろう場所は親が読み上げる必要があります(が、説明文はそんなに好きではないらしく、表題だけ(パンダ、とか、キリン)を読んでもらいたいらしい)。
自分で開きたいページにたどり着かないこともあるので、親が察して開くことも多々あります。
なので、「1歳児が図鑑にハマる」と「親の負担は増える」というデメリットはあります。
まぁ、部屋中動き回るよりは楽かもしれませんが。
運動量が少ないのが心配
もう1つデメリットといえば、図鑑にハマると運動量が少なくなること。
息子は本当に、図鑑にハマると動きません(笑)ただ、動かさないと寝ないし発育も心配(モンテッソーリでいえば、今は運動の敏感期)なので、キリが良さそうなところ(30分くらい)で「お外に行く?」と聞くようにしています。外という選択肢があるときちんと外に行きますし、外ではそれなりに遊んでくれます。
図鑑を全巻揃えると高い…
まだ我が家には6冊しか揃っていない(揃っていない分野は主人の実家にあった年代物の図鑑で補っていますが…)のですが、図鑑を全巻揃えるとなると、ウン万円の世界です。「教育に糸目はつけない!」とは言いたいのですが、他に教育関係で欲しいものはまだまだありますし(地図とか地球儀とか)、全巻揃えられるのは数年かかってしまいそうです。
おもちゃよりは長く使えますし、知識として息子の中に残ってくれるのであればウン万円なんて安いものではありますが、全巻パッと買うには躊躇してしまっています(汗)
この記事のまとめ
実際に1歳で図鑑を購入するときには「まだ早い」と思っていましたが、図鑑があることで息子の世界は広がりました。それは絵本で知っているものの理解を深めるだけでなく、現実で見たもの(カエルやスズメなど)の知識を深めることに役立っています。
親としてはこのまま「調べる癖」が定着してくれれば…とは思いますが、それまでにはまだまだ親が隣で読み聞かせる必要があります。そしてそれが意外と大変(笑)
この記事が「どのタイミングで図鑑を買うか悩んでいる方」の参考になればと思います。