高度不妊治療(体外受精+顕微授精)で第一子を授かるまでにかかった費用は146万円

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高度不妊治療(体外受精+顕微授精)で第一子を授かるまでにかかった費用は146万円

2020年9月14日

 不妊治療が保険適用になるかもしれない、というニュースが流れていますね。
 そんな話を主人にしたら

となかいさん(主人)
オレたちのときにまで遡ってくれればいいのに

 と話していました。
 やっぱり、結構な費用がかかりましたからね。

謎の人
体外受精や顕微授精っていくらかかるものなの?

この記事では、我が家が第一子である長男を授かるまでにかかった費用を紹介したいと思います。
となかい妻(筆者)

この記事はこんな人に役立つかもしれません

・体外受精や顕微授精のリアルな金額を知りたい方

3行でまとめるこの記事のまとめ

・助成金を差し引いて、3年以上の妊活~顕微授精でかかった費用は約145.7万円
自費分(人工授精、体外受精、顕微鏡授精)分だけだと162万円助成金を差し引いて117万円
・もし保険適用で3割負担になっても162万円×0.3=48.6万円なので、それでも負担は大きい

第一子を授かるまでの略歴

 私たち夫婦が長男を授かるまでの略歴は以下のようになります。

・妊活~第一子を授かるまでに3年半
・排卵検査薬で自己流妊活をしても授からない
・夫婦それぞれが婦人科、泌尿器科へ。妻はタイミング法のため、夫は精液検査のため
・主人の精子の数が少ないために精索静脈瘤手術へ
・精子の数が増えたので人工授精へ
・人工授精で授からないので体外受精へ
・体外受精で授からないので顕微授精へ

病院・クリニック以外でかかった費用

病院・クリニック以外でかかった費用

サプリメント代:約4万円

 正確な記録が残っていないので、サプリメント代はざっくり計算になります。
 我が家が飲んでいたサプリメントは以下のようになります。

 主人で1万円程度、私で3万円程度だと思います。

排卵検査薬:約1万5千円

 病院に通院するまでは、排卵検査薬を使って自己流の妊活をしていました。
 排卵検査薬はネットで海外のものを購入していました。ドクターズチョイス ワンステップ排卵検査薬とクリアブルーイージーデジタルでした。
 今はAmazon等でも国内メーカーのものを購入できるので、排卵検査薬をお探しの方はそちらをおすすめします。

婦人用体温計:約2千円

 婦人用体温計は顕微授精の病院まで、ずーっと使っていました。

OMRON 婦人用 電子体温計 ブラウン MC-652LC-BW

交通費:約4万円

 交通費で一番かかったのが、都内の高度不妊治療専門クリニックに通っていたとき。往復で数千円×複数回だったので、数万円かかっています。
 が、都内のクリニックには新幹線や飛行機で通われている方もいらっしゃるので、我が家のケースは安い方だと思います。

病院・クリニックでかかった費用

病院・クリニックでかかった費用

病院A(タイミング法×1回):約2万円

 私が最初に通った病院です。
 30代で結婚、すぐに妊活をはじめました。しかし、排卵検査薬を使って排卵日を狙ってもなかなか妊娠せず、タイミング法に挑むために通院していました。
 が、同時期に病院Bで主人の精子が少ないことが分かり、通院は終了しました。

病院B(精索静脈瘤手術):約13万円

 なかなか妊娠しなかったので、主人にも病院に行ってほしいとお願いし、泌尿器科に行ったところ、精子の数が少ないことが判明。精索静脈瘤手術をすることになりました。
 精索静脈瘤の手術は約6万円でしたが、手術前のY染色体微小欠失検査で5万円ほど(自費)、その他精液検査や通院で1万円ほどかかっています。
 このときの精子数は50万個ほどでした。

病院C(人工授精×5回):約10万円

 主人の精索静脈瘤から3ヶ月後、精子の数が増えたので人工授精にトライすることになりました。
 とはいえ、増えた精子は1000~2000万個という数字なので、WHOの基準3900万個からすると低く、人工授精ではかすりもしませんでした
 しかも、この病院では運動率や奇形率を指摘されることはなかったのですが、最後の病院(長男を授かることができた病院)ではこれらの数値の悪さを指摘されました。
 この病院で粘ることはなかったなぁ、というのが今思い返すところです。まぁ、転勤族なのでコロコロ病院を変えるわけにもいかなかったんですけどね…

病院D(体外受精検査):約1万円

 ステップアップしたのが体外受精のクリニックですが、この病院は1回面談、1回の検査で辞めました。先生と合わなかったんです。診察台が上がりきる前に経腟プローブを突っ込まれて…あー、効率優先か…と。すごく屈辱的に感じちゃったんですよね…

病院E(体外受精):43万円-助成金30万円

 本格的な検査から体外受精までやったのが病院Eです。地方の病院なので、総合病院の産婦人科がやっている体外受精部門でした。
 ここではなんと、15個もの卵子を取ることができました! しかもいつも数も動きも悪い主人の精子もちょっとだけ動きがいい!
 ということで、ふりかけ法になったわけですが…これが間違い。まさかの1つも育たず。これを電話口で聞いたときは理解ができませんでしたもん。

 しかもこの病院、スプリット法やレスキューICSIという選択肢もなく(選択肢がないから説明も受けなかった。こういった選択肢があることを後々知りました)。
 次の採卵予約は半年後と言われ、真っ白になったのを覚えています。

病院F(顕微授精):108万円-助成金15万円

 第一子である長男を授かることができたのがこの病院。都内にある高度不妊治療専門の病院です。
 前回の病院Eの次回採卵予約までに何か動きたい、ということで予約、通院しました。

 この病院、とにかく高い! シート法やらアシステッド・ハッチングやらのオプションもこちらの確認なくつけてくる(笑)
 検査結果のほとんどを、前の病院Eのものを使うことができたので良かったのですが、検査もこの病院Fでやっていたら、もう10万円くらいは飛んでいたと思います(笑)

 先生の方針(アンタゴニスト法で体に負担をかけてでも卵子を取る)が私たちの考えとも一致。
「授かることができた病院・先生こそ、不妊治療をしている夫婦にとっての神」とは言いますが、まさに私たち夫婦にとっての神病院です。

 ちなみに採卵~凍結までにかかった費用が約73万円(うち採卵のみで16万円、授精~凍結で40万円)、胚移植周期~妊娠判定日までで約24万円(1回の胚移植で陽性反応)、妊娠判定後~クリニック卒業までに約11万円かかっていました…。

病院G(卵巣過剰刺激症候群で入院):約4万円

 ただこの神病院Fではアンタゴニスト法で卵子を大量に育てたため、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)で4日間の入院が必要になってしまいました
 前述の病院は高度不妊治療専門クリニックなので入院設備はなく、別の病院の入院になりました。

我が家が第一子を授かるまでにかかった総額145.7万円

 ということで、我が家が第一子である長男を授かるまでにかかった費用は助成金を差し引いて約145.7万円となりました。自費分(人工授精、体外受精、顕微鏡授精)分だけでみると162万円(助成金を差し引いて117万円ほどですね。いやぁ…高い…
 これが将来保険適用になると3割負担で162万円×0.3=48.6万円ほどになる可能性があるんですね。あれ?それでも高くない…?

 ちなみにお金の捻出方法ですが、体外受精からは家計からの出費です。また、私の独身時代の保険も1つ解約しています(これで100万円くらい余裕ができました)。

 この記事が高度不妊治療を考えている方の参考になればと思います。

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