こんにちは。M(3児の兄妹ママ)です。
私は現在、第2子(第3子)妊娠中。双子です。
さて、今回は出生前診断のお話。
双子でなくてもクアトロ検査は受けるつもりでしたが、双子ならなおさら検査は受けておきたい、という気持ちが強くなりました。
ここで問題発生。我が家の場合、双子を分娩する予定の病院ではクアトロ検査は受け付けていませんでした…。


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3行でまとめるこの記事のまとめ
・クアトロ検査を受け付けている個人病院の場合、その産院で産むことが前提でクアトロ検査を受けられるケースが多い
・セミオープンシステムの産婦人科ならクアトロ検査を受け付けている可能性あり。その他の選択肢はNIPT
双子はクアトロ検査を受けられない!?我が家の体験談
双子を分娩する予定の病院ではクアトロ検査は受け付けていなかった
双子が分娩できる病院となると、必然的に大病院になります。大病院だとクアトロ検査を行っていないということも多いのではないでしょうか。私は大病院に通い初めてその事実を知りました。
少なくとも私のいる県では、クアトロ検査を行っている大病院もなくはなかったのですが、クアトロ検査を実施している多くの病院が個人の産院でした。
個人の産院は「当院で分娩予定の方のみ」クアトロ検査を実施
個人の産院の多くは「当院で分娩予定の方のみクアトロ検査を実施」となっていました。双胎では個人の産院では産めませんから、そもそも受け付けてもらうことができませんでした。
「遺伝外来」のある産院に問い合わせたが…
「遺伝外来」なんて珍しい外来がある産院がたまたま近くにあり、ホームページの書き方を見ても「当院で分娩予定の妊婦さん」に限っていなかったので電話で問い合わせましたが、この「遺伝外来」を行っている産院ですら「当院で分娩予定の妊婦さん」に限っていました…。
クアトロ検査の救いの手は「セミオープンシステム」の産院だった!
いくつかの病院を探しているうちに見つけたのが「セミオープンシステム」の産婦人科でした。
「セミオープンシステム」とは、「妊婦検診はできるけど、そのクリニックでは分娩できない(提携している産院に紹介される)」というものです。
我が家のケースでは他県で車で2時間以上かかりますが、第1子妊娠のときに妊婦検診でお世話になった「セミオープンシステム」を採用しているクリニックに問い合わせました。
言葉は悪いですが、いつも閑古鳥が鳴いているようなクリニックでしたから、「双子妊娠中でクアトロ検査だけ受けたい」という妊婦でも受け付けてくれるだろう、と思い問い合わせたところ、あっさりオッケーをもらいました。
双子のクアトロ検査の問題は?
ただし、双子のクアトロ検査の場合、
とのことでした。
我が家がクアトロ検査ではなく、NIPTを選択するに至った理由
前述のように、18トリソミーの検査ができないだけでなく、
・クアトロ検査当日
・検査結果受け取り
で、少なくとも3回は通院しなければならないこと(我が家の場合は片道2時間以上)がネックとなりました。
この問い合わせをしているときはつわりの真っ只中。初診でさえ通えるか分かりませんでした。
最終的にクアトロ検査を諦め、1度の通院で後日結果がメール等で分かる「NIPT」を選択することにしました。
NIPTのメリット
NIPTのデメリットは何より料金が高いことですが、クアトロ検査と比較し、
・双子でも門前払いされない
・クアトロ検査よりは精度が高い
・性別が分かるプランもある
・多くのクリニックは1度の通院でオッケー
・10週から受けられる
・羊水検査が必要な場合、一部(もしくは全額)費用が保証されることもある
というメリットがあるように思います。
NIPTの体験談はまた別記事にまとめます。
この記事のまとめ
いかがでしたか。
私は双子を妊娠してはじめて「クアトロ検査が受けられない可能性」について知り、「セミオープンシステム」の産婦人科でのクアトロ検査を受けるか、NIPTを受けるか悩むことになりました。
結果としてNIPTを受けてよかったと思っています。高かったですけどね。
この記事が双子妊娠中のご夫婦の参考になればと思います。
