こんばんは。M(3児の兄妹ママ)です。
今日は産院選びのお話です。
私の場合、長男は個人の産院、長女次女(双子)のときは大病院(地域周産期母子医療センター)で出産しました。
大病院というのはハイリスク妊婦以外受け入れていないというところも多いと思いますが、私のお世話になったところは誰でもウエルカムという大病院でした。
どうせ産むならおしゃれな個人の産院で! と思っていましたが、大病院も悪くなかったです。


この記事はこんな人に役立つかもしれません
3行でまとめるこの記事のまとめ
・大病院はNICUと連携が取れているところが安心、検診日によって医師を選べる
・どちらも産院で忙しいので、医師や看護師、助産師との連携が取れていないことも
個人の産院のメリット
豪華な産院が多い
個人の産院は豪華さを売りにしているところが多いと思います。
入院中は当たり前に個室、お祝い膳もあって…というケースが多いのではないでしょうか。
私がお世話になった産院では、待合室ではアロマが焚かれ、予約システム、呼び出しシステムも番号で管理、待ち時間も長くなく、入院中は個室で食事も豪華(大病院は病院食・笑)エステも体験できて…といたれりつくせりでした。
診療時間(外来受付時間)が長い
診療時間も1つのポイントだと思います。
なぜなら、大病院は外来の受付時間が限られてしまうから。
個人病院では平日は休診日を除いて4日間。午前、午後の診察は当たり前だと思います。ところによっては土曜の診察をやっているところもあると思います。
大病院の場合は午前中のみの受付になることがほとんどだと思います。通院のしにくさ、緊急というほどではないけれど外来受付してもらいたいときに通えない不便さがあるのが大病院だと思います。
大病院のメリット
NICUと連携されている
私の場合、一人目が3200gと、それなりに大きく産まれてくれたので二人目(双子)もまぁ大丈夫だろうと思っていましたが…35wて2300g未満、NICUのお世話になりました。
NICUのお世話になって思うことは、NICUがあるというだけでも心強いこと。何かあったときにすぐに頼れるというのは、妊婦として本当にありがたかったです。
医師、助産師の技術力が高い(が、差はある)
私がびっくりしたのは、産後の処置。こちらの「双子の経膣分娩レポ」にも書きましたが、胎盤を取り出す処置がめちゃくちゃ痛かったんです。
しかし、いざ産後の生活が始まると、悪露はほとんどなく、二人目双子で激痛と言われていた後陣痛にも耐えられるレベルで、「これが技術の高さか!」と驚きました。
個人の産院で産んだ一人目のときは、人工破膜のときも内診のときも、痛すぎてずっと叫んでいたのですが、双子の出産をした内診も人工破膜も全然痛くなかったです。
ただ、大病院の場合には医師も助産師もたくさんいらっしゃいますから、差がありました。内診が上手くはない医師も助産師もいましたし、説明下手な医師もいらっしゃいました。
妊婦健診の医師を選べる
個人の産院だと、医師は大抵1人だと思いますか、大病院だと複数名いらっしゃいます。で、妊婦検診は曜日で担当が決まっていることがほとんどだと思います。
私の場合、主人の仕事の関係で火曜と木曜が通院しやすかったのですが、火曜の先生とは合わなかったので木曜ばかり通っていました。この先生はのんびりタイプ。おかげでギリギリまで入院を回避することができました。
パジャマで過ごせる
これは病院や土地柄によって違うと思うのですが、私が一人目を産んだ個人の産院では、授乳室に来る際は夜中以外は皆さん授乳服でした。
大病院に入院した際は、退院指導という、みんなが集まるイベントでも皆さんパジャマでした。個人的には1日パジャマで過ごせた大病院は、周りの目も気にしなくてよかったので楽でした。
個人の産院・大病院に共通するデメリット
最後に。
私がお世話になった個人の産院、大病院両方ともにいえるデメリットというか、不満なのですが、どちらも「産前・産後の医師・助産師・看護師・事務方の連携」が上手くいっていない、と感じることが多々あったこと。
例えば、産後のスケジュールは冊子や紙でもらうケースがほとんどだと思うのですが、これ、どちらの病院も渡されるのは遅かったです。そして両方の病院でいつ授乳がスタートするのか案内がありませんでした(笑)
また、検温はいつ来るか分からないですし(個人の産院のときは真夜中に来たこともあった)、お願いしていた薬が届かないなんていうこともありました。
そんなときは「産科は急なお産が入ると忙しいから…」という気持ちでいると、少しは楽になれました(笑)
この記事のまとめ
いかがでしたか。
この記事を書いてみて、「じゃあ、4人目に恵まれたら、個人の産院と大病院、どっちを選ぶのか」を考えてみると、高齢出産になってしまうので大病院かな…と思いました。高齢出産でなければ、個人の産院をもう1つ体験してみたい!という気持ちもあります(笑)
この記事が参考になればと思います。