コロナ禍での不妊治療からの妊婦生活。想定内だったこと、想定外だったこと

双子(妊娠中) 妊婦

コロナ禍での不妊治療からの妊娠、出産。想定内だったこと、想定外だったこと

2021年7月8日

 こんばんは。となかい(妻)です。
 今回はコロナ禍での不妊治療、そして妊娠、出産についての体験談です。

 私たち夫婦は高度不妊治療をしないと子どもを授かることができません。一人目も高度不妊治療で授かることができました。
 2人目は2歳差予定でした。家族計画の中で、「もし3人目を考えるのであれば、2人目とは年を離したい。で、あれば妻である私の年齢を考えて2歳差がベスト、3人目は4歳差がギリギリ」でした。

 その中でのコロナ
 コロナはいつ収束するか分かりませんし(実際1年以上経っているのに収束する気配はないですし)、高度不妊治療で凍結胚移植をするといっても、必ず着床するわけでもありません
 1年先延ばしにすればいいのか、数年先延ばしにしなければならないのかも不明瞭
 私たち夫婦は「コロナでも不妊治療をし、出産までこぎつける」を目標としました。

謎の人
コロナ禍での不妊治療、妊婦、出産はそうでないときと何が違った?

コロナ禍での不妊治療、妊婦、出産において、想定内だったこと、想定外だったことをまとめました。
となかい妻(筆者)

この記事はこんな人に役立つかもしれません

・現在(コロナ禍)での不妊治療を考えている方
・コロナ禍での妊娠、出産に不安がある方

3行でまとめるこの記事のまとめ

・出産の立ち会い等はできない、妊婦健診も少ない
・公の情報は自分から調べるしかない
・両親学級がなくなることで、産院に関する情報(個室や分娩室などの状況)も自分から調べるしかない

そもそも想定外だったこと→双子になってしまった

 コロナ関係なく、想定外だったことが「双子」になってしまったことです。
 なってしまったこと、というのは双子に失礼かもしれませんが、実は一人目のときがややハイリスク妊婦

 一人目のお産は妊娠高血圧症候群気味で、大学病院に一時お世話になりましたが、里帰り先は個人病院で受け入れ可能、お産も意外とスムーズなものでした。
 一人目の経験から「二人目の出産も、妊娠高血圧症候群になるかもしれないけれど、それほど重くはないだろう個人病院で産めるだろう」という黙阿弥で不妊治療を再開したわけですが、まさかの双子一人目のときよりハイリスク妊婦となり、大病院(地域周産期母子医療センター)への通院となってしまいました。

 この前提で読んでいただけると、より状況がわかりやすいと思います。

コロナ禍での不妊治療+妊婦生活で「想定内だったこと」

コロナ禍での不妊治療+妊婦生活で「想定内だったこと」

付き添い禁止、面会禁止、立ち会い禁止

 妊婦検診への夫や子どもの付き添いは禁止でした。入院中の面会も禁止、出産の立ち会いも禁止でした。
 これは想定内だったのですが、双子のため切迫早産で入院が長引くことが予想され(結果的には産後含め2周間で済みましたが)、最大で3ヶ月ほど入院になるかもしれない、と医師から告げられたときは絶望しました…。

長男の世話、かわいい盛りの成長を見届けることができない可能性まで、妊娠前は想定できませんでした。

妊婦検診の回数が少ない

 私は妊娠高血圧症候群気味、双子、切迫早産気味というハイリスクな妊婦でした。コロナでなければ1週間に1度の妊婦検診になりそうなものの、2週間に1度の検診でした。最大で4週空いたときもありました
 妊婦健康診査助成券もピッタリの枚数でした。
 ハイリスクでない方も分娩を受け入れている病院に通院していましたが、その場合は4週おきでの妊婦健診のケースもあるようでした(張り紙がありました)。

里帰りが推奨されていない

 日本産婦人科医会の里帰りに関する最新情報が令和2年5月26日のものなので、里帰り出産は相変わらず推奨されていないようです。

 里帰りができないのは想定内で、私の場合、双子でなければ実母に頼らず、ワンオペ育児をする予定でした。
 ところが双子なので、長男+双子の三人育児はさすがに無理、ということで早々に実母にヘルプをお願いしておきました。結果として、里帰りではなく我が家に数週間、実母に住み込んでもらうことができました。

コロナ禍での不妊治療+妊婦生活で「想定外だったこと」

コロナ禍での不妊治療+妊婦生活で「想定内だったこと」

高度不妊治療のクリニックは普通に混んでいた

 世の中「産み控え」とまで言われていましたが、不妊治療のクリニックはそんなことが囁かれているような雰囲気ではなく、通い始めた数年前と変わらずの混雑具合でした。
 ただ、付き添いの旦那さんやお母さん方がいらっしゃらない上で混雑していたので、むしろクリニックに通っている人の人数だけで言えば増えていたのではないか、と思います。

コロナに関する妊婦への情報が少ない

 妊婦検診で通院していれば、コロナに関する情報も自然と入って来るだろう、と想像していましたが、現実はそんなこともなく。自分から情報を集める必要がありました

 妊婦の重症化や母子感染など気になることは多々ありましたが、妊娠していて1番知りたいと思ったのは、「もし自身がコロナにかかってしまった場合や病院がクラスターで閉鎖された場合、病院がコロナ専門病院になった場合など、分娩できる施設を確実に紹介してもらえるのか」でした。この情報が妊娠している人へ大々的にアナウンスされているだけでも安心度は違ったと思います。

 ちなみに私の場合、一人目の妊娠中期まではセミオープンシステムを採用しているクリニック(分娩設備はないが妊婦検診はできる)に一時通っていたのですが、そこ医師はTwitterで「産み控えする必要はない」みたいなことを呟いていて、「いや、あなたは安全圏から発言してるだけでしょ。コロナになってもうちなら診れます、くらいの情報が欲しいんじゃ!」と思いました。
 ちなみにそのときの日本産婦人科医会の資料は下記でした。

パパママ教室、両親学級やマタニティヨガがなくなった(一部想定内)

 市で運営しているパパママ教室や、病院で実地している両親学級やマタニティヨガはなくなりました。これは想定内でした。
 両親学級では妊娠中の過ごし方やお産の方法、産後のケアや新生児との過ごし方が説明されると思います。それは経産婦でしたし、必要なところはネットで調べられるのですが、問題は入院施設のこと。両親学級とともに入院セット、陣痛セットや入院設備の説明がなされることも多いと思います。
 私がお世話になった病院では、両親学級がなくなったにも関わらず、入院に関する説明が事前に書面で配布されることもなかったので(入院当日に必要なものリストを渡された)、何が入院に必要なのか、手探り状態でした。
 後からナースステーションを通して主人に届けてもらいました…。

病院から雑誌やカタログが消えた

 一人目を妊娠していたとき、産科には大量のカタログや雑誌がありました。出産・子育ての雑誌から、ベビー用品のレンタルや内祝いのカタログなど…
 コロナ感染予防として、これらのほとんどが消えました。
 困ったのは内祝いのカタログが消えたこと。一人目のときは産院のカタログで情報を仕入れていたので、今回の出産のときはどうしようかな、楽天市場あたりで探そうかなと頭を悩ませています…

 ちなみに私がお世話になった病院では、産後にお祝い品としておしりふきや紙おむつなどのサンプルを頂きました。その中に出産内祝いのカタログも入っていましたし、プレママ(マタニティ期)の冊子も入っていました(笑)

入院時にPCR検査必須だった

 私は切迫早産で34wに入院になりましたが、入院時にはPCR検査が必須でした。私が分娩した産院では、入院にならなくても、分娩数週前に、PCR検査が必須でした。
 不妊治療を再開した時点ではPCR検査がまだ一般に普及する前だった(待機期間とかもあって、医療機関を逼迫するからPCR検査は積極的に行わない、とも言われていた時期)ので、こういったところは状況が変わっていくのだな、と感じました。
 ちなみに「PCR検査で陽性だった場合、どこで産めるのか」は一切説明はありませんでした。

コロナの状況が一向に良くならなかった

 私自身の勝手な憶測では、

2021年にはコロナは収束に向かっているだろう
・だから2021年は高度不妊治療のクリニックも混み合うだろうし、産院も予約が取りにくくなるだろう
・だからこそ、2020年のうちに高度不妊治療をし、2021年前半には産んでおくのが我が家にはベストな選択になるだろう

 と思っていました。
 が、2021年春、まったくもってコロナは収束していません。むしろ私が高度不妊治療を再開した2020年夏より状況は悪化しているのではないか、と思うくらいです。
 こんな状況で実妹が子どもを授かったのですが、私のときより遥かに大変なマタニティ生活、出産を迎えるのではないかと心配になっています…

NIPTの病院がスッカスカだった

NIPTの体験談は別途書きましたが、美容系のクリニックでNIPT以外も同じクリニックで受け付けているにも関わらず、閑古鳥が鳴いていました。こういったクリニックはコロナ関係なく混雑していそうなイメージだったので…

ファミサポの登録会場が変更になった

 私が現在住んでいるのは関東の片田舎ですが、こんなところでもコロナ発生。しかもファミサポの関係者さんだったそうで、ファミサポの登録会場が変更になりました。
 当たり前ですが、コロナは他人事じゃないんだな、と感じました。

主人の仕事がリモートワーク可になった

 主人の仕事は現場に行ってナンボ、という世界でした。会社の体質がそうだったようです。
 ただ、休みの日にも、ときにはひっきりなしに電話がかかってくるのを見て、
これ、電話に出るだけだったらリモートワークできるんじゃないの?
 と思ってはいました。

 そんな中のコロナ禍で、主人の会社もリモートワークを推進するように。私の管理入院が近づく中、会社に申請をして、リモートワークができるようになりました
 実際、私の管理入院中は家でリモートワークをしてくれたおかげで、パパっ子の長男は寂しい思いをせずに済んだようでした。これはコロナ前では考えられない状態です。

この記事のまとめ

 いかがでしたか。
 私の場合、「コロナでも5日くらいの入院で退院できるだろうから、心配になりすぎる必要はない。二人目だから立ち会いなしでもいいし。コロナにさえかからなければ」という楽観的な考え方で不妊治療を再開しましたが、まさかの双子で切迫早産からの管理入院。ハイリスク妊婦になって「コロナじゃなければ…」と実感させられることが増えました。
 この記事がコロナ禍で産み控えするか考えている方の参考になればと思います。

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